データフィード広告/データフィードを活用したwebマーケティング

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うまく活用できれば「多々益々弁じ門前市を成す」データフィード広告

インターネットを通じて商品の購入やサービスへの申し込みなど、当たり前となってきている昨今。とある商品やサービスを買いたい、知りたいというユーザーにとってインターネットは欠かせない存在となっています。これは、商品やサービスを売りたい、広めたい企業にとっても言わずもがなです。多くの企業がリスティング広告やディスプレイ広告などのインターネット広告を駆使し、特定の商品をユーザーにアピールしている一方で、EC事業や不動産など自社の商材が膨大であるが故に管理に苦労されている方や広告に不向きと感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は膨大な量の商材をうまく管理しつつユーザー一人ひとりに対応した広告配信ができる「データフィード広告」についてご紹介させていただきたいと思います。これから「データフィード広告」を始めようと考えている方や、「データフィード」を活用したマーケティングを模索している方はぜひ参考にしていただければと思います。

目次

  1. データフィード広告とは?
  2. データフィード広告の活用メリット
  3. データフィードを活用したマーケティング
    • データフィード広告
    • ECプラットフォーム
  4. まとめ

1.データフィード広告とは?

まず、データフィードとは「自社の商品データ(商品名や説明文、価格などの情報)を外部サイトのフォーマットに加工・変換して送信する仕組み、およびその仕組みで供給されたデータ」のことです。

データフィードはプラットフォームの分散化やデバイスの多様化などの背景から、もはやwebマーケティング領域において欠かせない存在となっています。

そして、複数の広告配信先にデータフィードの仕組みを適用させ、データを自動で変換し配信してくれる広告を「データフィード広告」と言います。

後述いたしますが、データフィード広告はユーザーの訪問履歴や閲覧商品の履歴データを抽出し、ユーザー一人ひとりのニーズに合った広告を配信できるので、その他の広告に比べて効果が高いのが特徴です。

2.データフィード広告の活用メリット

データフィード広告を利用していくことで以下のメリットがあります。

ユーザー行動の多様化・分散化への対応

ユーザーがサイト訪問した際の訪問履歴や閲覧履歴のデータを配信先のフォーマットに変換し広告配信することが可能です。

最適な広告を最適なタイミングでユーザーに配信できるので、高い広告効果が期待できます。

運用工数を削減でき、獲得効率が上がる

通常の広告配信では、打ち出したい商品が多くなればなるほど運用に手間がかかりますが、データフィード広告では、定期的にデータフィードを更新していくだけで、広告を常に最新の状態でユーザーに届けることができます。

商品の売り切れや期間終了など、1つのデータ上ですべて管理できるため、商品管理の面でも手間がかからず工数削減に繋がります。

また、データフィードのフォーマットを変更するだけで、様々な広告媒体へと配信が可能になることも大きな利点と言えます。

3.データフィードを活用したマーケティング

データフィードは主にweb広告で活用されますが、広告以外にも活用することが出来ます。

ここでは、「データフィード広告」と「データフィード広告以外の活用方法(ECプラットフォーム)」に分けて解説します。

データフィード広告

データフィード広告とは上述した通り、データフィードの仕組みを活用して、自社が保有する商品データを広告出稿先(媒体)のフォーマットに合わせて送信することで、広告クリエイティブを動的に作成し、配信できる広告です。

大きく分けて2種類のデータフィード広告があります。

➀ディスプレイ型データフィード広告(ダイナミック広告)

ディスプレイ型データフィード広告(ダイナミック広告)とは、リターゲティング広告の一種で、過去に商品を閲覧したが購入に至らなかったユーザーに対し、関連する商品の情報を動的に配信できる広告のことです。

ディスプレイ型データフィード広告を活用できる代表的なサービスは以下になります。

・Googleダイナミック広告

・YDN動的ディスプレイ広告

・Criteo

・Facebook・Instagramダイナミック広告

・LINE dynamic Adsなど

②検索連動型データフィード広告

検索連動型データフィード広告とは、ユーザーの検索ワードに連動して、Googleの検索結果画面やショッピングタブに商品情報を表示させることができるデータフィード広告です。

検索連動型データフィード広告を活用できる代表的なサービスは以下になります。

・Googleショッピング広告

データフィード広告は大量のキーワード管理や商品ごとの広告クリエイティブ作成が不要で、自動でパーソナライズされた広告配信ができるため、EC業界や人材業界、不動産、旅行業界など取り扱う商材の多い企業に最適なメニューです。

ちなみに、ユーザーの閲覧状況などの行動に合わせて最適な情報を自動的に配信する広告をダイナミック広告(動的広告)と言いますが、反対にバナー広告などのあらかじめ決められた形式で配信する広告のことをスタティック広告(静的広告)と言います。

◆ECプラットフォーム

データフィードを活用できるのは、広告だけではありません。

広告以外の領域からもユーザーの購買行動を促進・サポートするようなマーケティング手法にデータフィードを用いることが可能です。

例として以下のECプラットフォームをご紹介します。

➀Google無料リスティング(Free Product Listing)

Google無料リスティングとは、2020年10月にリリースされたGoogleショッピングタブに無料で商品情報を掲載できる機能です。

掲載情報の元となるデータフィードを《Google Merchant Center》にアップロードすることで、広告費用をかけずに商品を掲載することができます。

アップロードした商品データは、検索連動型広告と同様にユーザーが商品に関連する検索語句で検索した際に無料リスティング枠に掲載されます。意図をもって検索をしているユーザーに自社商品を表示できるので、購買意向の強いユーザーの獲得や新規ユーザーの獲得も見込めます。

ただし、通常のリスティング広告のようにこちらからキーワードを指定することができないため、商品に関連する検索語句で商品を表示させるためにはフィード内容や商品ページをより良いものにする必要があります。

Facebook Shops(フェイスブック ショップス)/Instagramショップ(ShopNow)

Facebook shopsとは、2020年6月にリリースされた事業規模や予算に関係なく無料でFacebook上に開設できるカスタマイズ可能なオンラインショップです。

ユーザーはFacebookページやInstagramビジネスプロフィール、ストーリーズや広告からFacebook shopsを見つけ、Facebook shopsに掲載されている商品を閲覧したり、興味のある商品を保存して検討することができます。ただし日本国内においては、商品を購入する際は商品を提供するwebサイトに遷移する必要があります。

また、Facebook傘下のSNSであるInstagramでも2020年7月にInstagramショップ(ShopNow)をリリースしました。こちらもFacebook Shops同様に無料で開設できることから、EC事業者を中心に導入が進んでいます。

SNSを利用して費用をかけずに自社商品をアピールすることができる機能ですが、Facebook、Instagramともに導入にあたっての利用条件がありますので注意が必要です。

LINEショッピング

LINEショッピングとは、2017年6月にリリースされた無料でLINEアプリ上に出店できる総合ショッピングサービスです。ユーザーはLINEショッピング内に掲載された商品を横断的に比較・検討することが可能です。

一方で、通常のECモールとは異なりカートや決済機能を持たないため、商品を購入する際は販売元のECサイトへ遷移する必要があります。

LINEショッピングはショッピング目的のユーザーを自社サイトに集客することができるので新規顧客獲得に効果を発揮するチャネルと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はデータフィード広告とデータフィードを活用したマーケティング(ECプラットフォーム)を紹介いたしました。

膨大な商材を抱える企業だからこそ、データフィードをうまく活用しユーザーの行動履歴に基づいた広告を動的に配信することで大きな効果が期待できます。

皆様もぜひ、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

弊社ではデータフィード広告のみならず、運用型広告全般の運用代行支援を行っております。

課題点やお悩みなどをお持ちの方はお気軽にご相談ください。