バナー広告で効果を上げていきたい方必見!クリエイティブの改善方法

『人は税金からは逃れることはできない』

皆さんは、お気付きでしょうか。現代を生きる我々が逃れられないものがもう一つあることを。

それは、インターネット上に出てくる《バナー広告

近年、スマホでも、タブレットでも、デスクトップ型のパソコンでも、インターネットを利用していく中で、バナー広告を目にしたことのない人はいないでしょう。

ディスプレイ広告の1つであるバナー広告は様々な方法でユーザーをターゲティングして表示させることができます。例えば、リマーケティング(※リターゲティングと呼ばれることもあります)という手法を使えば、サイトを訪れたユーザーに限定して広告を配信し追客することができます。

⇒リマーケティング広告についてもっと知りたい方はこちら

リマーケティング広告を正しく使うために《リマケ広告/基礎編》

そんなバナー広告ですが、費用対効果を高めていくためには定期的にバナーを改善していくことが必要です。

そこで今回は、バナー広告で活用するバナーの改善手法についてご紹介します。

「気に入っているクリエイティブなのだが効果が出ない・・・」

「自社サイト内のバナーを改善していきたい・・・」

「掲載面にあわせてバナーは変えたほうがいいの?」

バナーの改善は、その方法や考え方さえ理解できれば、バナー広告だけでなく、自社サイトやランディングページのファーストビュー、その他SNSの投稿などにも応用できる方法です。是非参考にしていただければと思います。

【目次】

  1. 効果を上げるクリエイティブとは
  2. バナーの効果を改善していくためのABテスト
  3. まとめ

①効果を上げるクリエイティブとは

クリエイティブ》とは、インターネット広告に携わる人でなければなかなか馴染みのない呼び方かと思います。広告業界では、広告配信に利用するバナー画像やテキスト文などの広告素材のことをクリエイティブと呼ぶことがあります。

インターネット広告の成果には、このクリエイティブの質が大きくかかわっています。

クリエイティブの質で効果を上げていくためには以下の点を意識して作成していくと良いでしょう。

◆明確なターゲット

インターネット広告の特徴は、広告配信の対象となるユーザーを細かくターゲティングできることにあります。特に、運用型広告ではその広告の対象となるユーザーを細かくターゲティングして配信することができるため、不特定多数のユーザーを意識したクリエイティブよりも、特定のユーザーをターゲティングするような訴求のクリエイティブの方が成果を出すことができます。

クリエイティブを作成する際も、どのターゲティングセグメントに対して配信するクリエイティブなのかを明確にして作成する方が良いでしょう。汎用性を高めようとして、老若男女すべてのユーザーに当てはまる様なクリエイティブでは、返って誰に向けた広告なのかがぼやけてしまい、その効果が下がってしまう可能性があります。現在のインターネットユーザーは既に様々な広告に触れていますので、自分自身に関係ないと判断されてしまえば見向きもされなくなってしまうからです。

特定のセグメントに向けたクリエイティブを意識することで、そのセグメントのユーザーに自分事として反応してもらうことが出来るようになります。

◆伝えたい訴求ポイント(キャッチコピー)をわかりやすく

ターゲットを明確にしたら、次にそのユーザーに何を伝えたいのかという訴求ポイントを設定していきます。

バナー広告は、ユーザーが閲覧しているウェブサイトやアプリの広告面に掲載される広告です。つまり、ユーザーが何か別のものに注意がいっている中で、その広告に興味を持ってもらわなければなりません。当然ながら、ユーザーは1つひとつの広告を読み込んではくれませんので、瞬時に何を伝えているのか、その広告の先にどのような情報があるのかを伝えなければなりません。

特に、クリエイティブの中にキャッチコピーなどの文字情報を置く場合は、ユーザーが閲覧するデバイスを意識するとより広告効果を高めることができるようになります。例えば、300×250のバナーサイズの場合、PC面とスマートフォン面の両方に表示させることが出来ますが、スマートフォンに表示される場合は文字の量が多くなると読みづらくなるので、PCよりも訴求要素を少なくする方が効果的です。

◆配信面に合わせたデザイン

ターゲットと訴求ポイントを決め、クリエイティブのデザインを進めていく際は、バナー広告が実際に配信される配信面に合わせたデザインを意識すると、より広告効果が高まるでしょう。

先述のように、バナー広告はユーザーが何かしらのウェブサイトなどを閲覧しているタイミングで表示されます。配信先のデザインと広告のデザインが著しく違うと、ユーザーが違和感を感じ、ネガティブな印象を与えてしまいます。

◆クリエイティブの効果を上げるためには仮説立てと検証が必要

バナー広告で効果を上げていくためには、仮説立てと検証が必要です。

このことは、バナー広告だけではなく、ユーザーの検索キーワードに連動して広告を掲載できるリスティング広告(検索連動型広告)などの運用型広告すべてに当てはまります。

例えば、「30代の共働きの女性(子どもあり)には、時間がない」という悩みを抱えているという仮説立てをしたとします。この仮説に基づいて、「時短訴求」と「価格訴求」のそれぞれのクリエイティブを制作し、どちらの効果が良いのかを検証していくことで、その仮説が正しいのかどうかを確かめることが出来るようになります。仮説は必ずしも正解であるとは限りませんが、仮説が間違っていたと気付くことで新たなマーケティングの課題を発見し、そこから改善の糸口をつかむことが出来るかもしれませんので、常に仮説と検証を繰り返していくことが重要です。

また、仮説立てと検証は広告媒体毎に実施するとより効果的です。

広告媒体ごとにABテストをすると、一方の媒体ではAパターンの効果が良かったものの、もう一方の媒体ではBパターンの効果が良かったということが度々起こり得ます。媒体毎にABテストを繰り返し、最適なクリエイティブパターンを見つけ出していくことが、広告効果の改善につながるといえるでしょう。

②バナーの効果を改善していくためのABテスト

バナー広告で効果を上げていくためにはABテストを繰り返して検証していくとこです。

ABテストの検証の手順は下記のように進めていくと良いでしょう。

1. 仮説をもってクリエイティブを作成する

2. 勝ちクリエイティブの要素分解

3. 検証を続ける

それでは少し細かく見てみていきましょう。

1. 仮説をもってバナーを制作する

上段で見てきたように、クリエイティブを制作する際は、ターゲティングと仮説立てが重要です。

ターゲティングセグメントのユーザーがどのような悩みを持ち、それに対してどのようなオファーを提供するのが最も効果が良いのかを考えてクリエイティブを制作していきます。

この際、仮説に対して複数のパターンのクリエイティブを用意して、どのクリエイティブの効果が良いのか検証できるように進めていきます。

2. 勝ちクリエイティブの要素分解

実際に、バナー広告を配信しABテストの結果がでたら勝ちパターンのクリエイティブを要素分解していきます。例えば、女性の画像を使っているのであれば、イラストなのか写真なのか、1人なのか複数なのか、笑顔なのか横顔なのか、また、メインのキャッチコピーは価格訴求なのか、メリット訴求なのかというように、画像やキャッチコピーの内容などを細かく要素分けしていき、効果の良かった要因が何処にあったのか再び仮説立てをしていきます。

3. 検証を続けること

運用型広告で効果を上げ続けていくためには、ABテストなどの仮説と検証を継続的に実施していく必要があります。バナー広告の場合、1人のユーザーに対し同じクリエイティブが何度も表示されると、新鮮味が失われ、ユーザーの反応が低下してきてしまいます。

特に、Facebook広告(Instagram面への配信も含む)やYahooインフィード広告など、ニュース面の中に広告枠が埋め込まれている媒体では、広告の周辺の情報が最新の情報であるため、バナー広告で同じものが頻出し続けるとユーザーにとってストレスにしかなりません。

このような媒体では、頻繁にクリエイティブを差し替える必要があり、その都度で検証を続けていく必要性が高いといえます。

④まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はバナー広告に使われるクリエイティブの改善法についてご紹介させていただきました。ユーザーターゲティングを活用したディスプレイ広告を運用する場合は、ユーザー属性に併せてクリエイティブの改善を進めていくことで、特定のセグメントごとで最適化を進めることも可能になります。

また、クリエイティブの改善手法はバナー広告だけでなく、サイト内に使われている、別ページに誘導するためのサイト内バナーやランディングページのファーストビューに使われるメインビジュアル、SNSの投稿に使うための画像など、様々なマーケティングシーンで応用することができます。

インターネット上で活用される様々なバナーのクリエイティブの改善を進めることで、マーケティングでの目標達成をスピーディに進めていくことができるでしょう。

もし、バナーを活用したマーケティング戦略を立案したいという場合には是非ご相談ください。